円錐振り子の周期

 

対象等

高校生まで

目的

円錐振り子を実際に振ってみて、その周期と計算値を比較する

準備

1(m)タコ糸、おもり、1(m)定規2本、ストップウォッチ、スタンド

実験場所

どこでも

方法

@ 糸におもりを接続し、おもりの中心から1(m) の部分にサインペン等で印をつける

A 実験室の床の上に2本の1(m)の定規を直角に交差するように置く

B 中心の交わった点の上にスタンドを直立させる。

C 糸のついたおもりをスタンドの真上で持ち、円錐状におもりを回転させる。

D おもりは定規の上、5〜10(cm)ぐらいを通過するように回転させ、なおかつ半径が各定規の先端に来るようにする。(これでちょうど糸と鉛直となす角が30度になります)

E しばらく練習して、うまく回せるようなら、回しながら、ある場所をスタートとして、10回転させ、その間の時間を計る。

F 測定は最低3回行う。

G 測定後、測定結果の平均値を取り、理論値と比較検討する。


注意点

・振り子を必要以上に振り回さないように注意する必要があります
 
結果

・ 理論値は1.87(s)ぐらいですが、実験結果はクラスの生徒全体の平均値が1.88(s)でした。意外に正確に出来たのでびっくりです。

考察応用等

・ 45度の場合も試してみたいです
・ タコ糸の変わりにバネばかりを使えば、張力についても考察できそうです

備考

特にありません



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