定規の落下距離から
反射時間を測定する

   

対象等

中学生から高校生まで

目的

 1mの直定規を自由落下させ、それをつかむまでの落下距離から反射時間を求める

準備

1mの直定規

実験条件

特にありません
方法


 
一人が直定規の上端を持ち、垂直にぶら下げます。もう一人は直定規の下端を親指と人差し指ではさむように構えます。

 定規に触れてはいけないことを伝えます。またつかまえようとして、手を下に動かさないように指導します。

 ぶら下げている生徒は、適当に相手に話しかけたりして気をそらします。気がそれているな、と感じた瞬間に直定規を自由落下させます。

 相手がつかんだ距離をm単位で求めます。(cm単位だと、重力加速度の値と単位系が一致しません)

 3回やってみると良いと思います。あまり繰り返すと、慣れてしまいます。

 ちょっと動作が遅い生徒は1mでやってもなかなか取れないことがありますので、そうのような結果でも生徒を馬鹿にするような言動は慎まないといけません。
 

注意点
 ・ 注意をそらすために話しかけたりしていると、定規もぶれます
 ・ 意識的に落ちる前につかもうとする生徒がいます
 ・ どうしても肘が動いてしまう生徒がいます
 ・ 計算が苦手な生徒は、公式から逆算が出来ません
結果
 やはり運動系の生徒は短くなる傾向があるようです。10cm以内でつかめる生徒もいます。一般的には20cm前後だと思います。だいたい0.2秒前後になるはずです。
考察
応用等

 ・ 野球のピッチャーが投げる玉は0.2秒でどのくらい進むか
 ・ バッターがコースや球種を判断して、打ちに行くまでの時間はどのくらいか
 ・ 車が高速走行をしているとき、0.2秒でどのくらい進むか 
 
備考
素行の悪い生徒は、直定規を持つと刀にしてしまいますので注意が必要です
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