ゼネコンを使った仕事とエネルギー
対象等
中学生から高校生まで
目的
自分で行う仕事や運動エネルギーが、電気エネルギーに変換され、さらに違った形のエネルギーに変化することを確認させる
準備
ゼネコン 2台、豆電球、電池、電圧計、10Ω程度の抵抗、カセットデッキ、ニクロム線、温度計など
実験場所
物理実験室
方法
@ 何も接続しない状態で、ゼネコンを回転させ、手の感触を確認する。
A ゼネコンに豆電球を接続し、ゼネコンが発電していることを確かめるとともに、手の感触を@と比較する。
注:あまり激しく回転させると、豆電球が切れてしまう。
B ゼネコンに電圧計を接続し、最高電圧を測定する。
注:電圧計の端子に注意。+−を反対に接続しない。最初は大きな電圧の端子に接続し様子を見ながら小さい電圧に接続する。
C ゼネコンの端子を短絡し(くっつけ)、回転させたときの感触を@やAと比較するとともにその理由を考える。
D ゼネコンの端子に電池を接続し動きを観察する。さらに電池の接続を逆にし変化を観察する。
E ゼネコンにゼネコンを接続し、片方を回したときの、もう片方の動きを観察する。接続を逆にして、Dと同じように変化を観察する。
F ラジカセに接続し、ラジオを鳴らしてみる。(+−に注意)
注意点
・ フルに回転させると、豆電球は切れます
・ フルに回転させたときは電圧が10Vを越えますので、電圧計のレンジに注意が必要です
・ 電池でゼネコンをまわすと、電池はすぐに消耗します
・ 抵抗の温度はかなり高くなるので、やけどに注意です
・ 何も接続しないときと接続したときの手の感触の違いを原理的に説明するのが難しいです
結果
これはどんどんやって楽しめればいいと思っています
考察応用等
・ どんなエネルギーがどんなエネルギーに変わっているのか
・ 最後にエネルギーはどこへ消えるのか
・ ゼネコンの内部はどんな構造か
備考
あまり激しく回すと破損します