電流の測定

 

対象等

小学生から高校生まで

目的

様々な物体にどのくらいの電流が流れるかを調べる

準備


単一乾電池2個、電池ソケット、直流電流計、接続コード3本、薬サジ等

測定対象物

消しゴム、窓ガラス、教科書、直定規(プラスチック)、200(ml)ビーカーに入った水、塩化ナトリウム 10(g)、シャープペンシルの芯、豆電球、釘、アルミホイール、1円硬貨、10円硬貨、100円硬貨、銅板、鉛板、亜鉛板、

実験場所

物理実験室

方法

@ 以下のような回路を作り、それぞれの物質に対し、流れる電流の値を結果に記録する。
注:電池の+−と電流計の+−を正しく接続すること

     電流計     測定物


A 電流計の端子は50mAの単位を使う。

B 測定順は表の順番で行う。ただし塩水は、水と塩化ナトリウムを測定後両者を混ぜて薬サジでよく溶かしてから測定する。
 

注意点

 ・ 特にありません

結果

 この実験の目的は、先ず電流計や電池の接続ということに慣れることです。電気回路というものに生徒は慣れていないので、接続は丁寧に教える必要があります。

 次にいろいろなものを接続したとき、電流が流れやすいものとほとんど流れないものがあるということ知ってもらうことです。

 教員側としては、そんなこと当たり前だろうと思うかもしれませんが、生徒は意外に真剣に取り組みます。

 高校ぐらいなら、電解質や非電解質の化学の実験にも応用できます。

考察、応用

 ・ 特にありません
  



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