振り子や竹ひごを使った共振

対象等

中学生から高校生まで

目的

振り子や竹ひごを使って共振の原理を理解する(教師実験)

準備


スタンド、タコ糸、おもり、竹ひご、発泡スチロールの箱

実験場所

物理実験室

方法

@ 教室の前後または左右にタコ糸を張ります。

A いろいろな長さの振り子を作り、先ほどの糸に結びます。

B 振り子の長さを一致させた組をいくつかその中に混ぜ合わせて吊します。

C 教員がタコ糸を揺らし、特定の振り子だけを揺らせるパフォーマンスを行うか、組になった振り子の一方を振らし、もう一つの振り子がよく揺れることを確認させます。

D 出来るだけ大きな発泡スチロールの板か箱を用意し、ここに長さの異なる竹ひごを何本か刺します。

E 教員が箱を持って左右に全体を揺すり、特定の竹ひごだけが激しく揺れることを確認します。


注意点

・ 振り子も、竹ひごもなるべく長さが極端に違うものを用意します

結果

・振り子は長ささえ一致していれば、距離がどれだけ離れていても共振します

・竹ひごの場合は、教員が揺らす速さに敏感に反応するので、あらかじめ予備実験が必要です 


考察、応用等

地震で倒壊しやすい建物等の説明を行っています
  



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