マッサージャーで定常波
対象等
高校生
目的
市販のマッサージャーを使って、糸の定常波を作ります
準備
マッサージャー、タコ糸、おもり
実験場所
どこでも
方法
@ タコ糸に錘をぶら下げ、もう一端をマッサージャーの振動部分に巻き付けます。
A マッサージャーのスイッチを入れ、錘の重さとタコ糸の長さを調整し、定常波を作り出します。
B マッサージャーの振動強度を変更したり、糸の長さや錘の重さを変更することによって、定常波の数を変えていきます。
注意点
特にありません
結果
簡単で短時間の実験ですが、教室でもどこでも出来るのが強みです。市販の機械で「定常波実験器」もありますが、私は余り使いません。
確かに振動数をアナログ的に変えられる利点はあるのですが、何か機械がわざと定常波を作っているというイメージがつきまとい(実際その通りなのですが)、身近にあるマッサージャーの方が親しみを持ちやすいと思います。
マッサージャーがなければ、密度の大きい長いロープを使って、教室で生徒にそのロープを振らせるときもあります。
定常波を作るには、ちょっとコツがいりますが、大きな腹がいくつも見えるので生徒は喜びます。