エネルギー保存と水平投射

対象等

高校生

目的

振り子を使い、最下点で糸を切り水平投射をさせ、どこら辺まで飛ぶかを考えさせます

準備

スタンド、切れやすい糸、鉛球、カッター、1m定規または巻尺

方法

@ 実験室の机の上にスタンドをのせ、なるべく糸の長さを長くした振り子を作ります。

A 振り子が最下端に来たときに、おもりのすぐ上の部分の糸が切れるようにカッターをセットします。

B 振り子を水平の位置まで傾け手を離すと、おもりはそのまま水平投射となり床の上に落下します。

C このとき飛んだ距離を計算値と比較します。
  

注意点

・ カッターの刃は糸と斜めになるようにセットしないときれいに切れません

・ エネルギー保存と水平投射の両方の知識がないと、単なる遊びになってしまいます

結果

振り子をちょっといい加減に作ったため、実際の飛距離は理論値より1割ほど少なくなってしまいました。カッターとの摩擦も大きいかもしれません

考察応用

・ 振り子の糸の傾きを変えるのも面白いと思います

備考

・ 特にありません



簡単物理実験


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