センター入試について

 今回は、センター試験のおおまかな日程を書いておきます。(少し古いデータなので、2010年の状況とは違うと思います。取り扱いに注意してください。時間が出来たら修正の予定です)

7月
国公立大の2次試験の要項発表、私立大受験要項発表
大学短大専門学校の新年度の募集要項は7月から9月にかけて発表されます。これを取り寄せるには、インターネットトや電話、各種雑誌についている葉書等を利用します。
9月
 センター試験受験希望者の集計
校内で何人にぐらいが受験を予定しているのか把握し、これを入試センターに報告し、「受験案内」を取り寄せます。
希望者へセンター試験「受験案内」の配布
受験申込用紙の記入方法説明会
配布した日に説明会を行い、受験案内への記入の仕方を説明します
申込用紙を進路指導部に提出(生徒)
受験料を振り込み、振込用紙を添付した申込用紙を進路指導部へ提出します 
10月
申込用紙を進路指導部でチェック、入試センターへ一括送付
入試センターより名前等の誤記の確認葉書
提出された申込用紙を元に、入試センターから名前等の確認葉書が送られてきます
私立大出願書類の入手(生徒)
この時期までに、センター入試を利用する私立大学の願書を取り寄せておきます
12月
入試センターより受験票が交付、受験番号、受験場所の決定
毎年変更になる受験場所が決まります
国公立大2次試験実施校の願書入手(生徒)
私立大願書受付開始
1月
センター入試実施
毎年1月中旬に行われていますが、細かい日程は1年ぐらい前に発表されます
視聴覚室にて自己採点
     受験したときに書き写した答えを持ち寄り、自己採点をします。
   
受験校決定相談受付
自己採点結果と全国の動向を見て、最終的に受験校を決定します
国公立大2次試験願書受付
2月
国公立大2次試験実施


   

 センター入試で受験できる科目は以下の通りです(2005年入試より変更)

国 語:「国語T」または「国語T・U」
地 歴:「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」
公 民:「現代社会」「倫理」「政治経済」
数学@:「数学T」「数学T・A」
数学A:「数学U」「数学U・B」他
理科@:「物理TA」「物理TB」「生物TA」「生物TB」「総合理科」
理科A:「化学TA」「化学TB」「地学TA」「地学TB」
外国語:「英語」他 

 もちろんこれらの科目をすべて受験するわけではなく、この中から大学が募集要項で指定した科目を選択します。例えば埼玉大学の経済学部は国語、数学@、英語が必修で、選択科目として数学A、地歴、公民から1科目、地歴、公民から1科目の5教科で受験することになります。

 私立大学でセンター入試を利用する大学も増えていますが、一般的には入試科目はこれより少なくなります。ただどの科目で受験するのかについては、2年生の6月の選択科目決定時期までに、ある程度目星をつけておかないといけません。

 私立大学でセンター入試を利用する学校の場合、その試験の他に大学独自で行う一般受験もあります。つまり同じ大学の同じ学部で、募集人数を分けて、ある日は一般推薦入試、ある日はセンター入試、さらにしばらくして一般入試を行うことになり、受験生から見ると、受験機会が何回もあります。

 もちろん、これらすべてを受験しても構いませんし、どれか一つだけ受けても構いません。全部合格することもあるかもしれませんし、1つだけ合格することもあります。自分が是非とも入学したい、という学校があるならば、これらの複数回受験できる制度は、非常に便利な制度だと思いますが、反面受験料が嵩みます。(経営難の大学ではそれを目的としている場合もあります)



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