ソーラークッカーに挑戦(作り方)
対象等
小学生から高校生まで
目的
太陽光を利用して、ソーラークッカーを作り、生卵からゆで卵が出来るかどうかを確認する
準備
ダンボール、アルミホイール、ガムテープ、セロテープ、黒スプレー、コーヒー飲料等の空き缶、500(ml)ペットボトル、実験室にあるスタンド平たい石や木片その他滑りそうなもの、カッター、はさみ、金のこ
実験条件
制作後は、太陽光を直接受けることが出来る場所
クッカーの作り方
廃品を利用して 私が作ったソーラークッカー |
@ 効率的に温度を上昇させるには、太陽に向いた開口部の面積ができるだけ大きく、そこに進入した光(熱)がうまく反射して底部に集まるような傾斜を作ることが必要です。
今回は時間もあまりなかったので、小さなダンボールをそのまま加工することにしました。
A これの内側にアルミ箔をセロテープで丁寧に貼り、さらに全体をガムテープで補強します。
B コーヒー缶の上部を金のこで切断し、外側をスプレーで黒く塗ります。さらにペットボトルがこれにうまくかぶさるような長さでカッターで切ります。
C 実際に実験をやってみてわかりましたが、コーヒー缶にはなんらかのふたをつけたほうが温度がより上昇し、保温力も高くなるようです。
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中央に上部を切断し、全体を黒く塗った缶コーヒーの空き缶を設置し、これに半分に輪切りにしたペットボトルをかぶせてあります。
さらに全体を太陽に向けて傾け、スタンドで固定しました |
中央部の様子です。中に卵が入っています
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方法
@ インターネットで調べたところによると、晴天時には70から80度ぐらいまで温度が上昇するように書かれていましたが、いい加減に作った装置がどのくらい働くのか皆目見当がつかなかったので、まずはゆで卵に挑戦することにしました。
A コーヒー缶に水を10(ml)ほど入れ、これに卵を一つ入れるとちょうど卵が7分目位水に浸るようになりました。
B 装置中央部にこれをセットし、上からペットボトルをかぶせます。太陽に向かって装置全体を傾け、これをスタンドで固定。待つこと2時間。その間温度上昇と出来上がりが気になって授業どころではありませんでした。
C 休み時間にさりげなく缶を触ってみるとかなり熱い。ずーっと持っているのが辛いぐらい熱くなっていました。
注意点
・ カッターで手を切らないように