ソーラークッカーに挑戦(結果2)

晴天の日に作ったゆで卵。
かなり硬めに仕上がりました


 いい加減に作った割には大成功。白身も黄身も結構硬くなりました。

 一番右はうす曇の日のゆで卵ですが、これは温度が充分にあがらなかったことが幸いして、まさに温泉卵状態。

 とりあえず塩をかけて完食。これだけの固まり具合から判断すると70度ぐらいまでは上昇したと思われます。12月の実験ですからかなりの好成績だと勝手に思っています。



左上の卵の黄身はこんな感じでした
白身も黄身もとろとろの状態で固まっていました

6 続いてジャガイモを茹でてみました

 これは大失敗。たまたま雲が若干出ていたこともあって、温度上昇もいまいち。同じ時間帯で生徒はサツマイモに挑戦しましたが、これも失敗。

 ただしジャガイモよりはサツマイモのほうが柔らかくなっていたので、コンデイションが良いときはサツマイモのほうが良いように思えます。

7 生徒が作成した装置

 この班は鍋に挑戦。いわゆる放射型のストーブの形を真似て、ガスレンジの反射板の上にアルミホイールを貼って作成。

 中央にスプレーで黒く塗った鍋を置き、その上に苗木育成用の透明プラスチックのかごをかぶせました
 

 ゆで卵専用?の物も作ったようですが、上に向けてしまったため、思ったほど温度が上がりませんでした。

 傾ける事が大事なようです。後日傾けてみたのですが、生憎の薄曇であまりうまくいきませんでした。
 これも左のものとほぼ同型。中央の鍋が若干小さく、上にかぶせたのはガラスのボール。

 ガラスは熱線を吸収するので、効率がちょっと悪いのですが、鍋にふたをしたところ、結構温度が上がりました。



考察・応用


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