ソーラークッカーに挑戦(その2)

対象等

小学生から高校生まで

目的

太陽光を利用して、ソーラークッカーを作り、生卵からゆで卵が出来るかどうかを確認する

準備

生卵、250(ml)の空き缶、500(ml)のペットボトル、黒色ビニールテープ、段ボール、反射金属板、はさみ、セロテープ、カッター、鉄ノコ、布製ガムテープ、温度計、定規

実験条件

物理実験室で製作し、太陽光を直接受けることが出来る教室等で確認

クッカーの作り方と実験方法

@ 250(ml)空き缶の上部を鉄ノコで高さ8(cm) ぐらいになるように切り取り、外側側面に黒色ビニールテープを巻き付ける。

A 500(ml)ペットボトルをカッターで10(cm)くらいの高さになるように切る。

B 段ボールから1辺40(cm)の正三角形を切り取り、1辺8(cm)の三角形を切り取り台形の段ボールを4枚作る。これに反射金属板をセロテープを使って丁寧に貼る。これを4枚作成する。

C 4枚できたら、この4枚を組み合わせ、図のように、ガムテープを使って、台形の箱を作る。

D 一辺8(cm)の段ボールを切り取り、これにも反射金属板を貼り、右上の台形の頂点にガムテープで貼り付けふたをする。
       

 1辺40(cm)の正三角形を4枚切り取り、1辺8(cm)の正三角形を先端部分から切り取る。

 このような台形を4枚作り、それぞれに反射金属板を貼る。
 4枚の台形の段ボールを組み合わせて、ガムテープを使って台形を作る。内側が反射金属板。

 頂点部分に、1辺8(cm)の反射金属板を貼った正方形の段ボールを取り付ける。


E 以上が終了したら、缶にほんの少し水を入れ、これにペットボトルを上からかぶせ、入れ物を逆さまにして、全体を太陽光に向けて、5分間暖めてみる。

F 加熱後すばやく缶を取り出し、温度計で温度を測定し、結果を記録する。

 G 湯温が上がっていることを確認できたら、生卵を空き缶の中に入れ、水がちょうど卵の高さになるように、量を調節する。(水は少ない方が温度が上がる)

 H 太陽は時間と共に動いていくので、箱の向きをこまめに調節し、常に太陽方向を向くようにする。

 I ゆで卵ができるまでには、時間が必要なので、しばらく放置する。

注意点

 ・ カッターで手を切らないように



結果


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