5月に入り、そろそろ入試要項を取り寄せなくては、と考えている人も多いと思いますので、どのような取り寄せ方があるのかインターネットで調べてみました。
1 大学に直接請求
一番オーソドックスで単純な方法です。ただし請求の方法は
@ はがきにて請求可能
A 返送用封筒,返送用切手等を添えて請求
B 大学ホームページ上の請求フォームから請求(私立大のみ)
C 大学に直接取りに行く
などがありますので、最初に大学のホームページを見に行くとよいと思います。
2 予備校等で行われる大学入試に関する説明会でもらう(私立大のみ)
入試に関する説明会に出席して、その場でもらいます。特に多数の学校が集まる説明会では、大抵の大学が来場者全員に募集要項を渡すようになっています。ただし,国公立大学の場合は、11月前ではまだ募集要項が出来ていない場合が多いようです。
3 書店で購入(私立大のみ)
以前はこれが主流となっていました。街の中心地にある大きな書店で、全国の私立大学の募集要項を販売しています。
4 テレメールによる請求
請求方法は大学ホームページに掲載されています.これの利点は請求後約2日で発送されるのでとてもすばやく入手することが出来ることです。
5 郵便局から請求
郵便局に備え付けてある「全国国公立大学・短期大学、私立大学・短期大学募集要項(願書)請求申込書」(入学願書ゆうパックカタログ)を利用します。
進路に関する質問
Q いわゆる良い大学に行けば、本当に就職に有利なのか
良い大学とはいったい何を意味するのか?というのが問題です。偏差値が高い学校が良い大学なのか。就職率が良い学校が良い大学なのか。
大学内で行われている授業が充実しているのが大学なのか。難しいところです。学歴社会という言葉が形骸しつつある中で、履歴書に個々の大学名を書かなくても良いとする企業も増えているようです。
企業の人事担当者の立場で考えれば、今求められている人材は、人に指示されて動く人間ではなく、自分の頭で考え、自分で行動し、その結果に責任を負える人間が必要なのではないでしょうか。
Q 大学の一般入試に高校の成績は関係するのか。浪人生の場合はどうなのか
以前にも進路指導主任が話をしていましたが、一部の大学では調査書の成績を点数化して考慮しているところもあるようです。ただしこれらの情報は公開されていませんので、はっきりとはわかりません。
質問者が指摘しているように、浪人生の問題もありますし、高校間で学力の格差があることも事実ですから、単純な点数化にはならないと思います。
Q 受験に対して、みんな不安を感じているのか
これは間違いなく感じているはずです。特に高校まで試験らしい試験を受けてこなかった人は、かなりプレッシャーを感じると思います。
高校受験の場合は倍率も2倍になることは稀でした。大学の場合は10倍ぐらいが普通です。しかも受験勉強をきちんとしないと解けない問題が出題されます。
プレッシャーにうち勝つ方法はあまりありませんが、やはり勉強計画をきちんと作って、それに則った勉強を地道に重ねるしかないと思います。プレッシャーは模試で判定がAであっても、やはり感じるものです。